スクワットをすると足腰が強化されます。
すごくいい運動です!
しかし、ジャンプ力は上がりません。
なぜでしょう?
反復していくとは意識してもしなくても
いつの間にかいろいろなことを覚えてしまいます。
スクワットは動きを覚えます。
うまい方は、足裏の体重移動で足首の動きを殺さないのですが、
多くの方は足首がガチガチです。
要は連動性を無視した動きを体にインプットしているわけです。
このように足首を殺して行うスクワットをすると、筋肉はつきますが、ジャンプなどの動きのパフォーマンスを上げるどころか下げてしまうことがあります。
トップアスリートが筋トレを嫌う方がいます。
それは今回のスクワットも含め、
一般的に広がっている筋トレが連動性を無視した異質な動きをし、
さらに正常ではない筋肉の使い方だから、
行ってみると本能的に「動きが悪くなる」と感じ嫌うんではないかと思っています。
質の高い筋トレをするために
筋トレをしていると力を入れることは常にするのですが、
必要がない時は力を抜かないと力が出ません。
力が抜けるから、動きにメリハリが出て筋肉の緊張、
・・・すなわち力が出ます。
重量を上げたい方は、ぜひ「力を抜く」ことも意識してみて下さい。
フォームを意識しながら、力を抜くところは抜く、力を入れるときは入れる。
そうするとトレーニングの質が上がり、扱う重量が伸びてくるはずです。
力を抜くことができると上手くいく
力を抜くところは抜くと書かせていただきましたが、
これ筋トレ以外でも同じなんですよね。
悩みや不安、怒りなど
ネガティブな時は体に自然と緊張が起こっているんですよね。
力を抜くということは冷静になることともいえます。
冷静になれば正常な判断ができるのです。
筋トレも力を入れることばかり覚えてしまうと
冷静な判断ができなくなるんです。
常に力みっぱなしを覚えてしまいますから。
脳みその中も筋肉なのか!
と言いたくなるように考えが凝り固まってくる方が多いいように感じます。
体と心はつながっているんですものね。
ぜひ、ゆっくりとした筋トレは行わないで、
力を抜くことも含めた筋トレを覚えていただくといいと思いますよ。
生活の中で体以外でもいろいろと役に立つこと多いですから。
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