よく可動域にこだわる方がいます。
よく言われるのは、
最初はフルレンジで行って、
最後の追い込みはパーシャルレンジで…などなど
このようなトレーニング方法は、
筋肉は「伸展と収縮」をベースにしたやり方ですね。
それなのになんで最後はパーシャル?
筋肉は「緊張と弛緩」の繰り返しで力が出ていることをちゃんと理解してれば、
可動域はそれほど問う必要はないはずです。
軽ければ深くできるし、重ければ浅くなる…これが体の当然の反応です。
筋肉が緊張すれば動きが止まる方向になり、
緩めば動きがスムーズになり反動も無理なく使えるようになります。
何かしらの競技スポーツをしている方に説明すると、
すぐに理解していただくのですが、
筋トレを開始し一般的な筋トレ知識を覚えた方は思い込みが強く、
なかなか理解してもらえないのが残念で仕方ありません。
可動域がフルだろうが、ハーフだろうが、ショートだろうが、
正常な筋肉の反応で筋トレを行っていれば、
可動域を問う必要はないと思います。
ただし、フルレンジはどの種目においても怪我のリスクは高まります。
そのことだけは、しっかりと覚えておいて下さいね。
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