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背中のトレーニングのコツ①

前回の記事の続きになります。

まずは、背中のトレーニングで効かない人のポイントが以下の通りです。

  1. 背中は肩甲骨を寄せれば背中に効くという安易な考え方
  2. ストラップを使い、背中だけを効かそうという方
  3. 引ききっても腕から力を開放していく方(筋肉の動かす順番がくるっている方)
  4. 腕の連動性を無視している方
  5. 動きとともに、関節の動きが逆に動いている方
  6. ストレッチが効いていると勘違いしている方
  7. 背中の動きを理解していないのにやたらと重い重量を扱う方

上記のポイントで点数が多い人ほど背中の効きが甘いはずです。

前回も言いましたが、そのような方は「背中は難しいんだよね」で片づけてしまい、進歩がないトレーニングを何年も続けてしまうことがあります。

背中をちゃんと鍛えたいなら、まずストラップを使うのをやめましょう。あまり意味がありません。

握力を使わなければ引く力は出ません。前腕が先に疲労するのはフォームが悪いか、
実力以上の重りを扱っているからです。

ベンチプレスで200kg上げる人が、握力を使わず握らないで上げられると思いますか?
大きな力を出す時(強い筋力を発揮するとき)は連動しているのです。

それでは背中の「力」の出る可動域を理解してください。

簡単に言えばそれは肩甲骨の可動域だけです。

胸もそうなのですが、背中も肩甲骨の動きが力の出る可動域そのものです。
そこに腕の動き、つまり腕の可動域が加わりますので全可動域で背中や胸が効くと勘違いします。

「じゃ、肩甲骨を寄せれば効くじゃん」と言いたくなりますが、先に動くところが一番最初に負荷がかかります。

肩甲骨を寄せてから解放するとき、腕から伸ばすと腕にすべての重さがかかってきます。
半分はもしかして(あってるかも)しれませんが、半分は全く動きがあっていないのです。

このような方のパターンとして、動きの最終で背中の力の出ないところで伸びている感覚が「効いてる」と思っています。

力が出る順番および、肩甲骨の動きが力を発揮する可動域とご理解できればあとは実践のみです!

次の記事ではラットマシンによる解説をさせていただきます。

背中のトレーニングは難しいと言われていますが…

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